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【お金の知識】ROEってなに? 簡単に説明するよ

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株を買ったり売ったりするようになると、ROEという言葉を聞くようになると思います。実は、ROEがなぜ大事なのか、株式投資歴が長い人でも意外とわかっていなかったりします。今回は、ROEとは何なのか、そしてなぜROEが重要なのかということをできるだけ簡単に解説したいと思います。

 

 

(1)ROEとは

 

ROEの読み方はそのまま「アールオーイー」と読みます。ROEは株式投資指標の一つなので、計算式で表すことができます。

 

ROE = 純利益 ÷ 自己資本

 

自己資本の何%の純利益を生み出せるかを表した指標です。もう少し言うと、企業の投資利回りを示すものと言えます。たとえば、ROEが20%であれば、この企業は100万円の自己資金があれば、20万円の利益を生み出すことができることになります。

 

(2)ROEはなぜ重要な投資指標なのか?

 

短期投資であれば、さして重要な指標とは言えないかもしれません。ROEの高さは、長期投資でこそ、真価を発揮します。

 

たとえば、自己資本1,000万円、ROE20%、配当利回り0%の会社があったとします。この会社の1年後の純利益と、10年後の純利益はいくらになるでしょうか? (ただしROEは変わらず、税率は0%とします)

 

1年後の利益:1,000万円×0.2=200万円

10年後の利益:1,000万円×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2 ×0.2=1,031万円

 

10年後の利益は、9年後の自己資本×0.2で求めることができます。9年後の自己資本は、(自己資本は、毎年20%ずつ純利益を上げるので、毎年1.2倍ずつ増えていくことになるので、1.2を9回かけることによって求められます。

 

純利益は10年間で5倍になりました。そうすると株価は・・必ず5倍になるとは限りませんが、かなりの確率で上昇すると予想できます。

 

(3)ROEの落とし穴

さて、ROEが高ければ高いほど良いことは分かっていただいたと思いますが、では、ROEが高ければなんでもよいのかというと、そういうわけではありません。以下の点には注意しなければなりません。

 

①ROEは短期的に高くても意味はない、できるだけ永続的に高いことが望ましい。

②自己資本をできるだけ少なくして、借入を増やせばROEを上げることができるが、経営の安定性を欠くことになる

 

(4)日本株のROEと米国株のROE

 

現在(2020年)日本株のROEは10%、アメリカ株のROEは16%と言われています。日本株と米国株のROEの差による将来の収益差を考えてみましょう。

 

日本株:1*1.10の10乗=2.60

米国株:1*1.16の10乗=4.41

 

計算式書くのがめんどくさくなったので、10乗とか使ってみました。要するに10回かけるってことです。当初の数字は計算がめんどくさくなるので、1としました。

 

米国株が4.41倍の収益を出し、日本株が2.6倍の収益を出しているので、その差は1.69倍となります。10年後の米国株と日本株の差は1.69倍となるのです。

 

4.41÷2.6=1.69

 

さらに20年になると、2.86倍の差になります。それぞれ、10年間で2.6倍、4.4倍になるのですから、20年後の収益は以下のようになります。

 

日本株:2.6×2.6=  6.76

米国株:4.4×4.4=19.36

 

19.36÷6.76=2.86

 

(5)過去38年の株価

上のような式だけ書くと、何となく胡散臭いのですが、過去38年の株価の差を見ると、あながち間違ったものではないことが分かります。

 

1982年の日経平均株価:7691円

1982年の米国NYダウ  :1000ドル

1982年のドル円為替 :250円=1ドル

1982年の日経平均株価:30.76ドル

 

2020年の日経平均株価:22,000円

2020年の米国NYダウ :25,383ドル

2020年のドル円為替  :107円

2020年の日経平均株価:205ドル

 

米国株25.38倍

日本株  6.83倍 

 

その差3.66倍にもなりました。実際の株価と、先にROEで計算した数字には乖離がありますが(さきほどの計算だと、約40年で米国株は400倍近く(=19×19)になる)、これは、現実の経済では、ROEが常に16%というわけではなく、実際には経済危機がおこったり、変動するからだと思われます。

 

 

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