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【お金の知識】奨学金が実は危険な借入である理由

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勉強するために借入をするというと、志高く良いことのような気がします。実際イチロウもそう考えていましたし、奨学金を借りることが悪いことだというふうには、一度も考えたことはありませんでした。しかし最近、奨学金が返せなくなってしまう人が増えています。返せなくなって生活が破綻してしまう人も多いそうです。

 

日本学生支援機構で奨学金を借入した場合、借入総額は216万円から460万円にもなります。無利子の借入であり、毎月1万円から2万円程度の返済額になるとはいえ、返済期間は14年から20年程度かかり、完済するころには36歳から44歳になるという長期の借入です。

 

第一種奨学金

【4年制】

  通学形態 貸与月額 貸与月数 貸与総額 返還月額 返還回数(年数)
国・公立 自宅 45,000円 48か月 2,160,000円 12,857円 168回(14年)
自宅外 51,000円 48か月 2,448,000円 13,600円 180回(15年)
私立 自宅 54,000円 48か月 2,592,000円 14,400円 180回(15年)
自宅外 64,000円 48か月 3,072,000円 14,222円 216回(18年)
国・公・私立 自宅・自宅外 30,000円 48か月 1,440,000円 9,230円 156回(13年)

【6年制】

  通学形態 貸与月額 貸与月数 貸与総額 返還月額 返還回数(年数)
国・公立 自宅 45,000円 72か月 3,240,000円 14,210円 228回(19年)
自宅外 51,000円 72か月 3,672,000円 15,300円 240回(20年)
私立 自宅 54,000円 72か月 3,888,000円 16,200円 240回(20年)
自宅外 64,000円 72か月 4,608,000円 19,200円 240回(20年)
国・公・私立 自宅・自宅外 30,000円 72か月 2,160,000円 12,857円 168回(14年)

 (独立行政法人日本学生支援機構HPより転載)

(1)返済可能性を考慮しない奨学金の問題点

奨学金の問題点はただ一つです。住宅ローンやカーローンなどの個人の借入は、本人の年収を基に借入額が決定されます。それでもオーバーローンだったりということはあるのですが、奨学金の借入額は本人の年収が不明のまま(まだ働いていないので当たり前ですが)貸し付けが行われるという点です。

 

住宅ローンの審査などをする場合、返済比率の判定もありますが、本人の最低年収に決まりがあります(表には出さないところもありますが)。基本的に各銀行、年収300万円以下では住宅ローンの貸付はしてくれません。それは、そもそも年収が300万円程度ないと、生活がなりたちにくいと考えられるからです。

 

(2)最低報酬での年収と奨学金返済

東京都の最低保証時給は、1,013円です。一日8時間勤務(休憩1時間)で週5日働いた場合、月収は151,950円になります。年収としては1,823,400円になります。月収151,950円の人が、14,400円の奨学金の返済をすると、残額は135,000円となります。そこから生活をするとなると、大変です。

 

なので、奨学金を借りるなら、将来相応の収入の職業に就職する必要があります。相応の収入の職業につかなければ、奨学金の返済などままなりません。夢をかなえるために奨学金を借りて大学へ行くなら、その夢の実現可能性と、将来の見込み年収を考えておく必要があります。漠然と奨学金を借りて大学へ行くなど論外です。

 

(3)学歴なく安定した職業には就けないのか

よく勘違いしている人がいるのですが、大学に行けば安定した職業に就けるわけでも、高卒なら安定した職業に就けないわけでもありません。日本では高卒で公務員に就職できますし、手に職をつけるという方法もあります。もちろん大卒で公務員になったり、大手企業に就職するという手もありますが。

 

これは自戒を込めて書いているのですが、一番よくないのは「将来の見通しをもたないまま、漠然と大学に進学し、就職しようとすること」だと思います。これは一流大学に進学しようが三流大学に進学しようが同じです。(その後のヤバさのレベルで言うと三流大学の方がヤバいでしょうが)

 

イチロウは(自分で言いますが)一流の大学を漠然と出て、漠然と銀行に就職し、たまたま転職に成功して今は平穏に暮らしています。(もちろんこの先どうなるか分かりませんが)何かの縁でこのブログを読んでいただいた方には、将来を考えることの重要性を見つめなおしていただけたらなあと思う次第であります。

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